賃貸管理の業務内容と不動産管理会社を利用するメリット・デメリット

2023/08/29


マンションやアパートを所有すると、

物件を管理する賃貸管理業務が発生します。

 

賃貸管理業務とは

賃借人の募集、入居者トラブル対応、物件の修理手配など

業務内容は複雑かつ多岐にわたります。

 

賃貸管理はこのように多くの手間がかかる業務であることから、

オーナー様は不動産管理会社に一任する場合が多いです。

 

今回は賃貸管理に不動産管理会社が必要な理由を

ご紹介します。

 

賃貸管理業務の内容

賃貸管理には、

入居者対応などの管理と、

物件のメンテナンス管理があります。

 

それぞれの業務内容をご紹介します。

 

入居者に対する管理

入居者に対する管理には

 

入居者の募集

契約

家賃の入金確認

滞納者への対応

トラブル対応

 

などがあります。

 

入居者募集はどのように広告を出せばいいのか。

入居希望者が決まれば

入居審査や賃貸借契約書、重要事項説明書の作成、

など専門的な知識が必要になります。

 

入居後は家賃が毎月振り込まれているのか

確認も行います。

 

振り込まれていない場合には、家賃滞納者に対して督促を行います。

 

また、物件のメンテナンスについては

停電や水漏れ、入居者同士のトラブルなど

365日いつでも発生する可能性があります。

 

これらは住民の不満やクレームにつながってしまうため、

素早く対応する必要があります。

 

建物の管理

建物に関する管理には

 

建物の維持管理

設備の維持管理

清掃業務

 

などがあります。

 

物件のメンテナンスでは、

共用部分、駐車場やエントランス、外壁、屋上など、

建物の点検を行い、必要があれば修繕します。

適切にメンテナンスすることで、

物件の価値の下落を低減することができます。

 

清掃業務では、入居者が快適に暮らせるよう

廊下やエントランスなどの共有部分の清掃になります。

 

賃貸の管理形態


これら賃貸物件の管理には

オーナー自身が管理を行う自主管理と

不動産管理会社に管理を委託する委託管理があります。

 

それぞれの特徴をご紹介します。

 

自主管理

オーナー自身が物件管理を行う自主管理では、

自由に経営を行なえます。

 

管理を委託するコストも発生しないため、

小規模な賃貸経営であれば

自主管理するオーナーも少なくありません。

 

しかし、複数の物件を所有するオーナー様は

すべての物件を自分で管理することは難しい問題です。

 

さらにクレーム対応や家賃督促業務を自分で行う場合は

精神的にも大きな負担になりかねません。

 

委託管理

不動産管理会社に委託すると、

入居者の募集から退去後の清算まで全て管理会社に一任できます。

 

専門的な知識が必要な業務も行ってもらえるため

オーナーは賃貸経営にかかるほとんどの業務を行う必要がありません。

 

クレームやトラブルの対応、家賃の督促も任せられます。

さまざまな業務を相談しながら管理できます。

 

不動産管理会社の利用がおすすめの理由


自主管理と委託管理、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

オーナー様にとって、どちらを選択すればいいのか参考にして下さい。

 

自主管理と委託管理のどちらがよいのか

自主管理と委託管理、

どちらを選ぶべきか

さまざまな判断理由があります。

 

まずは小規模な物件を1件所有して

賃貸経営を始める場合は自主管理でもいいかと思います。

 

自主管理をすることによって

賃貸経営に関するノウハウを学ぶことができるメリットもあります。

 

学んだ経験は、これから将来的に物件を増やして

賃貸経営の規模を拡大した際に

委託管理にする場合にも役立ちます。

 

物件を複数所有する場合や、本業があるなど、

自分で業務を行うのが難しい場合は委託管理が安心です。

 

自主管理は大変

賃貸経営を本業としていても、

物件や入居者の管理、収支管理など、

これら全部自ら行うのはなかなか大変な作業です。

 

自主管理では、入居者対応も自分で行うことから

トラブルが発生しやすいです。

 

退去の際の修繕費用の精算

家賃滞納者の夜逃げ

入居者が次々と退居してしまう

 

自主管理にはこのようなよくあるトラブルで

賃貸管理を失敗してしまうリスクもあります。

 

管理会社の業務内容

管理会社では、あらゆる業務を行ってくれます。

日常の清掃から各種点検作業、

マンションであれば管理組合の会計の収支管理、

物件の維持・修繕の計画から実施まで行ってもらえます。

 

入居者募集のみならず、

全ての入居者が快適に暮らせるように

さまざまな知識からオーナー様の利益につながるような

賃貸経営のサポートをしてくれるでしょう。

 

不動産管理会社を利用するメリット

オーナー様にとって不動産管理会社を利用する

メリットをご紹介します。

 

管理の手間

不動産管理会社を利用する1番のメリットは、

管理の手間がなくなることです。

 

クレーム対応や家賃滞納者への督促など、

精神的に負担がある業務も行う必要がありません。

 

知識・経験のある方が徹底対応

不動産管理会社には、

賃貸経営の専門家がそろっています。

 

管理において必要な専門知識がある担当者に

対応してもらえるので、

安心して管理を任せることができます。

 

複数の不動産や遠方の物件も所有可能

不動産管理会社に委託すると

遠方にある物件も所有できるようになります。

 

複数の不動産を所有してもいても対応してもらえるので、

将来的に家賃収入を更に増やしたいオーナー様にもおすすめです。

 

不動産管理会社を利用するデメリット

不動産管理会社の利用にはデメリットもあります。

 

費用が発生する

不動産管理会社を利用する1番のデメリットとして

委託費用が発生することです。

 

自主管理では不要である委託費が発生することで、

受け取れる利益が減ってしまいます。

 

費用は会社により異なりますので

複数の不動産管理会社を比較することがおすすめです。

 

管理会社選びが重要

不動産管理会社選びは重要です。

満足な管理をしてもらえない管理会社もあります。

 

たとえばトラブル対応がずさんな場合や、

対応が遅い場合、入居者から不満が発生する可能性があります。

 

このことから管理会社選びは慎重にする必要があります。

 

まとめ


賃貸物件を管理する方法には、

オーナー自身が行う場合と

不動産管理会社に委託する場合があります。

 

遠方の物件や複数の物件を所有されているオーナー様は

不動産管理会社に管理業務をお任せすると安心です。

 

不動産管理会社を選ぶ際は、

複数の会社を比較してから検討しましょう。

 

大切な不動産を守るためにも、

適切な委託費でしっかりと対応してくれる

不動産管理会社に依頼しましょう。

 

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